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Bio

梨本卓幹

ピアニスト

バッハやベートーヴェンといったドイツ音楽、ショパンやシューマンなどのロマン派作品など、幅広いレパートリーをもとに様々なコンセプトによるプログラムを展開している。これまでに、ensembleNOVA、ファイロニ室内管(ハンガリー)、須坂メセナ響、OrchestraSpring、小田原フィル、千曲フィルなどに招かれ、H.スダーン、三河正典、G.ホルヴァート、工藤俊幸、平石章人など国内外で活躍する指揮者とピアノ協奏曲を共演。
またチェロ奏者辻本玲、フルート奏者神田勇哉、クラリネット奏者ジョルジ・シャラモンなどと共演するなど、器楽・声楽とのアンサンブルにおける高い評価を得ている。

近年では3台のピアノのための『ムソルグスキー/展覧会の絵』、2台8手ピアノのための『ピアソラ/忘却〜鮫』、ユーフォニアムとピアノのための『ドビュッシー/月の光』などオリジナル編曲の作品にも注目が集まっている。2021年にはTVアニメ「takt Op.Destiny(制作:DeNA、MAPPA)」のSNSで展開された50日間毎日クラシック音楽を紹介する企画において全52曲の演奏を担当。YouTube再生回数は8万回を超えた。

また、即興演奏や先端アートや現代アートとの共演、建築、油画、アニメーションなど他ジャンル芸術とのコラボレーションなどにも積極的に取り組んでいる。

2022年Studio N.A.Tより1stアルバム『言の葉Music』をリリース。レコード芸術誌において「多彩な音色を活かして自然の広大さと人との交わりを感じさせる」と評価された。

2022年度より銘楽堂支援アーティスト。

オフィス・クルテ代表。

ノアン・フェスティバル・ショパンin Japanピアノコンクール第2位及び特別賞。
ダヌビア国際音楽コンクールピアノ部門(ブダペスト)及び室内楽部門(ウィーン)第2位。
Franz Liszt Centerピアノコンクール(スペイン)第2位。
第24回長野県ピアノコンクール大賞。

幼少の頃より横山幸雄、斎藤雅広、武沢洋といった名ピアニストからの手ほどきを受け育つ。東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コースにて岡田敦子、西川秀人に学び、卒業時には優等賞を受賞。その後東京藝術大学音楽学部ピアノ科に進学し、ピアノを江口玲、即興演奏を平野公崇に学ぶ。

大学卒業後は、ハンガリー政府奨学金生としてハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院に留学。K.ドラフィの元、修士号及びピアノ・ソリスト・ディプロマ(国家演奏家資格)を取得。秋篠宮佳子内親王がブダペストを訪れた際には御前での演奏を任されたほか、日本・ハンガリー両国で開催された友好コンサートや、ブダペスト芸術宮殿(MÜPA)や音楽院グランドホール等で開催された様々な演奏会に多数出演。卒業時には全学生の代表としての記念演奏を任された。