Bio
梨本卓幹
ピアニスト
1995年長野県千曲市生まれ。
3歳からヤマハ音楽教室にてピアノと作曲を学ぶ。
東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コースにて岡田敦子、西川秀人の両氏に師事。在学中に特別奨学生に選ばれ、卒業時には優等賞を受賞。その後東京藝術大学音楽学部ピアノ科に進学しピアノを江口玲氏、即興演奏を平野公崇氏に学ぶ。在学中から長野県出身音大生による「信州音大生倶楽部」を組織し、また友人とのアンサンブルなどによる演奏会を多数企画し開催した。その後、ハンガリー政府奨学金を受け学費全額免除でハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院に留学。カールマン・ドラフィ氏の元、’20年に修士号、’21年に最高学位ピアノ・ソリスト・ディプロマ(国家演奏家資格)を取得し、主席で卒業。在学中、中国銀行(ハンガリー)奨学金生やマスタークラスの代表受講生に選出されたほか、’19年リスト音楽院での秋篠宮佳子内親王御前演奏会をはじめとする日本・ハンガリーの友好コンサートなどの国際的なステージにも多数出演した。
第24回長野県ピアノコンクール大賞。
第10回アールンピアノコンクール第2位&ベートーヴェン賞。
全日本学生音楽コンクール東京大会第3位。
第30回市川市新人演奏家コンクール第2位。
伊勢志摩国際ピアノコンクール2019審査員特別賞。
Danubia国際音楽コンクール 2020ピアノ部門(ハンガリー)及び2021室内楽部門(ウィーン)第2位。
Franz Liszt Centerピアノコンクール(スペイン)第2位。
2012年第14回ポーランド国際ピアノ音楽祭inナウェンチェフ(Nałęczów)ではポーランドスペシャルオーケストラとバッハのピアノ協奏曲第1番を共演し、同コンペティションにてヤングアーティスト賞を受賞。
2023年第4回ノアンフェスティバルショパンinJapanピアノコンクール第2位及び特別賞『ベヒシュタインサロン賞』。
近年では、ユベール・スダーン × ensembleNOVA、工藤俊幸 × 須坂市メセナホールオーケストラ、Gábor Horváth × ファイロニ室内管弦楽団(ハンガリー)などと共演。また各種楽器の講習会や演奏会の公式伴奏者、リサイタルの共演ピアニストとして活躍するなど、器楽・声楽とのアンサンブルでも高い評価を得ているほか、3台のピアノのための『ムソルグスキー/展覧会の絵』、2台8手ピアノのための『ピアソラ/忘却〜鮫』、ユーフォニアムとピアノのための『ドビュッシー/月の光』などといった編曲活動も手がけている。
2021年にはTVアニメ「takt Op.Destiny(制作:DeNA、MAPPA)」のSNSで展開された50日間毎日クラシック音楽を紹介する企画において全ての演奏を担当した。
2022年6月16日、Studio N.A.Tより1stアルバム『言の葉Music』をリリース。「レコード芸術」誌において「多彩な音色を活かして自然の広大さと人との交わりを感じさせる」と評価された。
2022年度より銘楽堂支援アーティスト。
オフィス・クルテ代表。