2022-06-16

【本日発売!】梨本卓幹1stアルバム『言の葉Music』

いよいよ6月16日!僕の誕生日となり、同時に、1stアルバム『言の葉Music』の発売日となりました!!

幼い頃から憧れていたCD制作。

コロナ禍の重なった留学時、さまざまな演奏する機会、演奏を聴く機会が失われる中、「生演奏以外で演奏を届けるにはどうしたらよいのか」ということをたくさん考え、たどり着いたのがCD制作でした。

是非、このCDから、たくさんの世界観、文化、言葉、空気を感じてほしいなと思います!

もちろん、音からのみではなく、ブックレットからも!

ということで・・・

こだわり、つまってます。

さて、サブスク、配信、ダウンロード全盛期の今の時代、「なんでCDなの?買う人いるの?」と聞かれることも多々あります。

もちろん、いつでもどこでも聴くことができる音楽配信はとてつもなく素晴らしいもので、僕自身大変助かっているのですが、やはりそこはCDだからこそできるものがあるのです。

CDアルバム、というのはただの音楽の詰め合わせではなく、ひとつの作品。いわばお弁当箱なのです。

今どき、コンビニでおにぎりとサンドイッチとワッフルと・・・と好きなものを好きに買うことも容易ですが、味・品目・見た目・栄養バランス・包装のデザインや紙質といった、全てのバランスにこだわりを持って作られたお弁当というのは、また素晴らしいものですよね!?

つまり、アルバムを作るには、どんな曲をどんなテーマで、どれくらい、といったことはもちろん、ブックレットにはどんな写真を使って、どんな文章を載せて、全体としてどういった作品を作り上げるか、という考えをするのです!

その選曲部分については今までにも書いているので、今回はブックレットの話。

写真・文:by梨本

CDの解説って、評論家やその道の詳しい人にお任せすることも多いんです。

売ることを考えても、関係者が多い方が広く知れ渡るから有利。

なんですが、僕は自分の言葉で作品やそれにまつわる自分の想いを伝えたかった。

元々、ブログなどで文章を書くことは好きだったこともあるのですが、自分で悩んで自分で選んだ曲。順番も演奏も自分で決めている、というこのアルバム作品の解説を他人に任せることは、したくなかったのです。

ついでに、趣味の写真もここで生きてきました。

アルバムのジャケット写真やアーティスト写真は写真家の進藤綾音さんに撮っていただきましたが(もう本当に優しくて素晴らしい写真家さんなのです)、CDの背面写真をはじめ、ブックレット内に使われている写真は、自分で撮ったもの、もしくは友人による撮影によるものを多く使っています。

それは、自分が肌で感じてきたハンガリーやポーランドの空気感を自分の感覚で伝えたかったから。

だから、配信やハイレゾもいいのですが、是非現物としてのCDアルバムを手に入れてほしいなと思うのです!

といいつつ笑

配信・販売情報

【通販】
▷ Amazon.jp

【配信】
▷ Studio N.A.T 公式ダウンロード

▷ Apple Music

▷ mora
 ≪ハイレゾ≫  ≪通常

▷ e-onkyo(通常&ハイレゾ)

▷ OTOTOY

【サブスク】

▷ AWA  ▷ Spotify

最後に録音チームのご紹介

左から、梨本、N.A.T大塚貴雄さま、N.A.T山本若子さま、調律師土井政人さま

1月初旬の年明け早々、滋賀県の彦根文化プラザエコーホールでの録音でした。とても親身になってくださり、また最高の技術で支えてくださる録音チームです!

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